CubaseのVariAudioを使って声でMIDI入力!ピッチベンドも書いてくれて、ぼかりすっぽいこともできる!

以前Twitterでこれについて書いたら結構反応があったので、詳細を記事としてまとめてみました。Cubaseの機能、VariAudioのMIDI抽出を使ってMIDI入力をする方法ををご紹介します。

VariAudioとは

スクリーンショット 2016-03-24 16.34.10

オーディオデータのピッチを補正するツールです。主にボーカルの処理に使います。

声でMIDI入力をしてみよう

声を録音しよう

まず、オーディオトラックを作成します。

オーディオインターフェースの録音チャンネルのインプットゲインが上がってるか、
トラックの録音可能ボタンが押されてるか、
スクリーンショット 2016-03-24 15.39.10
マイクを接続したチャンネルになってるか、
スクリーンショット 2016-03-24 15.34.45
確かめて、トランスポートの録音ボタンをポチっ。

スクリーンショット 2016-03-24 15.40.19

録音ができました。

VariAudioに声のデータを読み込もう

録音したデータ(上の写真のやつ)をダブルクリック。
こんな画面になりましたか?

スクリーンショット 2016-03-24 15.41.08

で、VariAudioのピッチ&ワープのところをクリック。

スクリーンショット 2016-03-24 15.43.10

はい。

スクリーンショット 2016-03-24 15.43.50

こんなの出てきましたか?

ははは…音痴でピッチぶれぶれなのがよくわかりますね…
でもVariAudioはピッチ修正ツールです!

左側のVariAudioのメニューの「ピッチをクオンタイズ」や、「ピッチを平均化」、直接ノートをいじるなどで修正できます。

MIDIを抽出しよう

おそらくお分かりかと思います。そう、

スクリーンショット 2016-03-24 16.34.10 のコピー

ここで、MIDIデータを作成します。ポチっ。

スクリーンショット 2016-03-24 15.55.08

こんなの出てきますね。

ポイントはピッチモード。ここで、ピッチベンドを書き出すか書き出さないかを設定します。画像では、「ノートのみ。ピッチベンドデータを除く」になっていますので、ノートのみ書き出され、ピッチベンドは書き出されません。

ピッチベンドも書き出す場合は、「ノートと継続ピッチベンドデータ」を選択しましょう。

さて、OKをポチっ。

スクリーンショット 2016-03-24 15.56.59

できましたね。

このピッチベンドの書き込まれたMIDIをボーカロイドで使用することで、ぼかりす的な使い方もできます。ぜひぜひ活用してみてください!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする