以前Twitterでこれについて書いたら結構反応があったので、詳細を記事としてまとめてみました。Cubaseの機能、VariAudioのMIDI抽出を使ってMIDI入力をする方法ををご紹介します。
VariAudioとは
オーディオデータのピッチを補正するツールです。主にボーカルの処理に使います。
声でMIDI入力をしてみよう
声を録音しよう
まず、オーディオトラックを作成します。
オーディオインターフェースの録音チャンネルのインプットゲインが上がってるか、
トラックの録音可能ボタンが押されてるか、
マイクを接続したチャンネルになってるか、
確かめて、トランスポートの録音ボタンをポチっ。
録音ができました。
VariAudioに声のデータを読み込もう
録音したデータ(上の写真のやつ)をダブルクリック。
こんな画面になりましたか?
で、VariAudioのピッチ&ワープのところをクリック。
はい。
こんなの出てきましたか?
ははは…音痴でピッチぶれぶれなのがよくわかりますね…
でもVariAudioはピッチ修正ツールです!
左側のVariAudioのメニューの「ピッチをクオンタイズ」や、「ピッチを平均化」、直接ノートをいじるなどで修正できます。
MIDIを抽出しよう
おそらくお分かりかと思います。そう、
ここで、MIDIデータを作成します。ポチっ。
こんなの出てきますね。
ポイントはピッチモード。ここで、ピッチベンドを書き出すか書き出さないかを設定します。画像では、「ノートのみ。ピッチベンドデータを除く」になっていますので、ノートのみ書き出され、ピッチベンドは書き出されません。
ピッチベンドも書き出す場合は、「ノートと継続ピッチベンドデータ」を選択しましょう。
さて、OKをポチっ。
できましたね。
このピッチベンドの書き込まれたMIDIをボーカロイドで使用することで、ぼかりす的な使い方もできます。ぜひぜひ活用してみてください!