前回に引き続き、リバース(逆再生)サウンドについて。
今回はCubaseのインプレイスレンダリングの機能を使って、手早く逆再生サウンドを作る方法をご紹介します。
こんなサウンドが作れます。...
今回解説するのは、Cubaseでのリバースグロッケンシュピールの作り方!
sasakure.UKさんがよく使用されるあれです。
というわけで、解説にあたって、ささくれさんの「アンチグラビティーズ」のフレーズを再現してみようと思います。
再現するフレーズ
3:24〜
フレーズを打ち込む
グロッケンの音源を立ち上げ、フレーズを打ち込みます。
リリースの設定
グロッケンのリリースを切っておくとよりささくれさんっぽいサウンドになります。
MIDIの反転
そのままオーディオに書き出して前後に反転させちゃうと、フレーズ自体が反転しちゃうので、MIDIを反転させておきます。
MIDIイベントを選択し、
メニューバーから
MIDI→機能→反転
注意すべき点は、「前後に反転」だとうまくいかないということですね。
インプレイスレンダリング
反転したMIDIイベントを選択し、
右クリックメニューから
インプレイスレンダリング→(現在の設定で)レンダリング
インプレイスレンダリングに関しては、前回の記事で詳しく書いているので、右クリックしてもメニューでなくツールボックスが出るなど、うまくいかなかったらご参考に。
今回はCubaseのインプレイスレンダリングの機能を使って、手早く逆再生サウンドを作る方法をご紹介します。
こんなサウンドが作れます。...
これでオーディオデータの書き出しができました。
前後に反転
書き出されたオーディオイベントを選択し、
メニューバーから
Audio→処理→前後に反転
完成
フレーズのタイミングがずれている場合、MIDIイベントと波形を見ながらタイミングを合わせたら完成です!