Cubaseでリバースグロッケンシュピールを作る方法

前回に引き続き、リバース(逆再生)サウンドについて。

インプレイスレンダリングを使って手早く逆再生サウンドを作る
今回はCubaseのインプレイスレンダリングの機能を使って、手早く逆再生サウンドを作る方法をご紹介します。 こんなサウンドが作れます。...

今回解説するのは、Cubaseでのリバースグロッケンシュピールの作り方!
sasakure.UKさんがよく使用されるあれです。

というわけで、解説にあたって、ささくれさんの「アンチグラビティーズ」のフレーズを再現してみようと思います。

再現するフレーズ

3:24〜

フレーズを打ち込む

グロッケンの音源を立ち上げ、フレーズを打ち込みます。

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リリースの設定

グロッケンのリリースを切っておくとよりささくれさんっぽいサウンドになります。

スクリーンショット 2016-07-02 9.52.59

MIDIの反転

そのままオーディオに書き出して前後に反転させちゃうと、フレーズ自体が反転しちゃうので、MIDIを反転させておきます。

MIDIイベントを選択し、

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メニューバーから
MIDI→機能→反転

注意すべき点は、「前後に反転」だとうまくいかないということですね。

インプレイスレンダリング

反転したMIDIイベントを選択し、

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右クリックメニューから
インプレイスレンダリング→(現在の設定で)レンダリング

インプレイスレンダリングに関しては、前回の記事で詳しく書いているので、右クリックしてもメニューでなくツールボックスが出るなど、うまくいかなかったらご参考に。

インプレイスレンダリングを使って手早く逆再生サウンドを作る
今回はCubaseのインプレイスレンダリングの機能を使って、手早く逆再生サウンドを作る方法をご紹介します。 こんなサウンドが作れます。...

これでオーディオデータの書き出しができました。

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前後に反転

書き出されたオーディオイベントを選択し、

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メニューバーから
Audio→処理→前後に反転

完成

フレーズのタイミングがずれている場合、MIDIイベントと波形を見ながらタイミングを合わせたら完成です!