Cubase コントローラーレーンのプリセットを作成してコントロールチェンジの入力を効率化

今回はCubaseの機能について。コントローラーレーンのプリセットを作成して、コントロールチェンジの入力を効率化する方法をご紹介します。

コントローラーレーンとは

コントローラーレーンとはここのことです。

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ベロシティを入力したり、エクスプレッション(CC11)のカーブを描いたり、

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キーエディタでコントロールチェンジ(CC)をいじる部分ですね。

プリセットで複数のレーンを瞬時に読み込ませる

例えばストリングスですと、私は以下のようなコントロールチェンジを扱いますが、

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これをいちいち下部の「+」マークのボタンでレーンを追加してCCを選択して…ってやって表示させてると時間がかかりますよね。

なのでこのコントローラーレーンの状態をプリセットとして保存し、
瞬時に読み込ませられる
ようにして効率化させましょう。

プリセットを保存しておき、ここの「コントローラーレーン設定」のボタンをおすと、

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このように登録プリセットが表示されます。

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Orchestra、Piano、Guitarと表示されているのが、私の登録プリセットですね。
このOrchestra(ストリングス、ブラスなどオーケストラ楽器用のプリセット)をクリックすると、

cl-p3

このような複数のレーンを瞬時に読み込ませることができます。

プリセットを保存

プリセットの保存は、「コントローラーレーン設定」のボタンから「プリセットを追加…」で行えます。

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プリセット名を入力して、「OK」で保存完了です。

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インストゥルメントごとの複数のプリセットを用意しておくと便利です。