今年2016年に購入した音源、エフェクトの中で、特に満足度の高かったもの10選を紹介します。
Albion One
Spitfire Audioのシネマティック・オーケストラの総合音源。ストリングス、ブラス、ウッドウィンズ、パーカッション、シンセと、シネマティックな楽曲を作るのに必要なサウンドが大体揃っています。
ゲームや映像のためのオーケストラ系の楽曲制作に非常に実用的です。
楽器別ではなく、Hi/Lowなどにまとめられたオーケストラ楽器のパッチは手っ取り早く打ち込みたいときに効果的ですし、パーカッションやループ、シンセも使えるものが多く、何かと役に立っています。
Cinematic Studio Strings
大変気に入っているストリングス音源。ストリングスはいつもこれを使っています。
海外のコンポーザー達が絶賛してるだけある、素晴らしい音源だと思います。
音の傾向としては、ハイが控えめで暗めの音色です。
空気感のある、生々しいストリングス音源です。
レビュー記事↓
Storm Choir 2 : Core
Strezov Samplingのクワイア音源。
クワイア音源は今年にSoundironのOlympus Elements Player Editionを買うまで持っておらず、クワイア音源を導入したということ自体が制作の幅を大きく広げました。Olympus Elementsの満足度も大きかったのですが、どうしても母音以外も歌わせたくなり(Olympus Elementsは母音しか歌わせることができない)、Storm Choir 2の購入に至りました。
クワイア音源の購入は制作の幅を大きく広げてくれるのでオススメです。
Ivory II Grand Pianos
購入以来、いつも使っているピアノ音源。Ivoryは定番ですね。
以前使っていたAlicia’s Keysより好みの音なので、すっかりこっちばかり使っています。
3種類のピアノが収録されていますが、私はGerman Steinway D 9′ Concert Grandを使うことが多いです。
Electri6ity
いつも使っているエレキギター音源。エレキギターをライン録音から打ち込み中心に変えたことで、練習する時間やオーディオ編集の時間を省くことができ、作業効率が上がりました。また、エレキギターはテレキャスター1本しか持っていないので、レスポールやストラトなどのいろんなギターの音が使えるこの音源はとても重宝しています。
Hummingbird
いつも使っているアコギ音源。以前は録音していたアコギも、この音源の導入により打ち込み中心になり、練習時間やオーディオ編集の時間を省略でき、制作が効率化しました。アコギは夜の録音が厳しいですが、音源を使うことで真夜中でもアコギを使った楽曲を制作することが可能になりました。
レビュー記事↓
Trillian
いつも使っているベース音源。
エレキベースはScarbee Rickenbacker Bassで満足していましたが、評判が良くて気になったのと、アコースティックベースを持っていなかったということで購入に至りました。
気に入ってエレキもほとんどTrillianを使用するようになりましたが、Scarbee Rickenbacker Bassもたまに使います。アコースティックベースを使えるようになったのも大きいですね。
FabFilter Mastering Bundle
私のミキシングのマストアイテムが揃ったFabFilterのバンドルです。
視覚性と汎用性が素晴らしいです。
EQのPro-Q2、コンプのPro-C2、リミッターのPro-L、マルチバンドコンプのPro-MBがバンドルされているのですが、どれもよく使います。
bx_digital V3
マスタリングにいつも使用しているEQプラグインです。
MS別にEQ処理のできる、マスタリングに最適な利便性の高いアイテムです。
Quantum Leap Spaces
扱いが簡単なコンボリューションリバーブです。バーチャルスコアリングステージ的な使い方をしています。EastWestということで重そうな印象ですが、結構軽いです。
おわりに
去年まではそれほどDTM機材にお金を費やしていませんでしたが、今年は使えるだけのお金をDTMにつぎ込んだレベルで出費しちゃいました…一気に環境が揃い、やれることが格段と増えましたね。
今年後半はゲームや映像のBGMを作る機会が増え、その半分ほどがオーケストラ系の制作なので、オケ沼にずぶずぶ沈んでいってます…
来年は、紹介したCinematic Studio Stringsを含むCinematic Studio Seriesのブラスやソロ弦、木管、パーカッションがリリース予定でして、それが非常に気になっています。