Addictive Drums 2のリズムパターンライブラリに自作パターンを追加するにはこちらの記事の方法で行えますが、
パターンにCATEGORY等の情報を追加できなかったり、VARIANTを追加できなかったりと不便が多いかと思います。
今回は自作パターンをExternal MIDIとして保存することで、情報の追加を可能にし、ライブラリで便利に管理する方法を紹介します。
External MIDIとして自作パターンをライブラリに追加する
External MIDIとして自作パターンをライブラリに追加することで、パターンに情報を追加したり、VARIANTパターンを追加したりできます。
External MIDIとして自作パターンをライブラリに追加するには、
Windows: Documents/Addictive Drums 2/External MIDI Files
Mac: <user>/Library/Application Support/Addictive Drums 2/External MIDI Files
の場所にMIDIファイルを格納する必要があります。
このフォルダは、AD2のUIの右上の”?”→”Open External MIDI Files”で、簡単に開くことができます。
この場所にMIDIファイルを配置したら、
右上の“?”→”Refresh MIDI Library”をクリックしリロードすることで、
Libraryの“External MIDI”にパターンが追加されます。
備考
- External MIDI Filesの中でフォルダ分けができます。
“Jazz”と”Pop Rock”のフォルダを作成した場合↓
- MIDIファイルはAD2のライブラリからファイルブラウザにドラッグ&ドロップでコピーできるため、Addictive Drums 2のリズムパターンライブラリに自作パターンを追加する方法の記事で紹介した方法でパターンを記録し、それをExternal MIDI Filesのフォルダにコピーするといったやり方が便利です。
パターンに情報を追加する
Beat or Fill
ファイル名に“_F_”と記入することでFillのパターンであるという情報を追加することができます。
他のファイルは全てBeatとみなされます。
ex: My Beat_F_.mid
CATEGORY
ファイル名に“_C_<CATEGORY名>”と記入することでパターンのCATEGORYの情報を追加することができます。記入しない場合はCATEGORYは空白となります。
ex: My Beat_C_Pop Rock.mid
VARIANTに追加
ファイル名に“_V_”と記入することでVARIANTに追加することができます。
ex: My Beat_V_A.mid
My Beat_V_B.mid
My Beat_V_C.mid
デフォルトのVARIANTに設定
ファイル名に“_G_”と記入することでデフォルトのVARIANTに設定できます。
ex: My Beat_V_A.midをデフォルトに設定→My Beat_V_A_G_.mid