Spitfire Audioのストリングス音源のレガートの使い方についてまとめています。
レガート演奏の基本
このように、ノートを重ねてレガートを演奏します。
レガートの種類
Spitfire Audioのストリングス音源のレガートには、さまざまなトランジションが用意されています。
- Fingered:最もベーシックなもの。左手でノートを変えるが、弓の方向は変わらない。
- Bowed:左手でノートを変えながら、弓の方向を変える。明確で強い変化をもたらす。
- Portamento:ポルタメント。次のノートへ滑らかに移る。
- Fast:速い演奏。アルペジオを高速で演奏したいときなどに最適。
- Runs:ラン。駆け上がりなどより高速な演奏に最適。
- Sul G/C:最も低い弦のみで演奏。かすれたサウンドが得られる。
Performance Legatoのベロシティコントロール
Performance Legatoはキースイッチを使用せず直感的に、
ショートノート、ロングノート、ラウド、ソフト、トリル、ラン、アルペジオなど、
ありとあらゆる演奏が可能なパッチです。
このパッチは、Spitfire Chamber Strings、Spitfire Symphonic Stringsなどで使用することができます。
Performance Legatoでは、ベロシティで以下のようなコントロールが可能です。
フレーズの最初のノートのアタック
- 10-127:3-4のダイナミックレイヤーのSpiccato/Staccatoアタック
- 1-9:Smooth
遅い演奏のトランジション
- 85-127:Bowed
- 20-84:Fingered
- 1-19:Portamento
速い演奏のトランジション / ラン
- 85-127:Fingered (fast) / Runs + Accent
- 1-84:Fingered (fast) / Runs