Spitfire Audioライブラリに搭載されている機能「The Cog」の使い方についてまとめています。
The Cogとは、特定のサンプルを調整することができる機能です。特定のラウンドロビンをスキップさせたり、特定のサンプルの音の高さやボリュームを調節することができます。
Expert ViewのSide Barにある歯車アイコン()から、The Cogを使用することができます。
歯車アイコン()をクリックすると、このようなメニューが表示されます。
- Remove all tweaks:すべての調整をリセットします。
- Save tweaks:調整内容をプリセットとして保存します。
- Load tweaks:保存した調整プリセットを読み込みます。
- Tweak last played note:調整したいノートを鳴らした後、クリックすることで調整メニューに移ります。
Tweak last played noteをクリックすると、このような調整メニューが表示されます。
HOW SHOULD WE TWEAK [最後に鳴らしたサンプル名(音名・ラウンドロビン)]?
- REMOVE ALL NOTE TWEAKS:すべてのノートの調整をリセットします。
- SKIP THIS RR:最後に鳴らしたラウンドロビンをスキップします。つまり、上の画像のSKIP THIS RRをクリックすると、C4のRR1がスキップされるようになります。
- ADJUST TUNE/ VOL:最後に鳴らしたサンプルの音の高さやボリュームを調整します。
- ADJUST RELEASE:最後に鳴らしたサンプルのリリーストリガーの音の高さやボリュームを調整します。
- SAMPLE START:最後に鳴らしたサンプルの再生開始位置を調整します。通常のパッチにはこの機能はありません。Albion ONEなどに含まれるCOGパッチでのみ使用可能です。